スマートダイア®Ⅱ工法 設計フロー

柱絞り通しダイアフラム工法 スマートダイア工法がバージョンアップ

スマートダイアⅡ工法は上下階の柱サイズが異なる柱はり接合部に用いる通しダイアフラム工法です。

スマートダイアは上階柱の耐力よりも高い耐力を有している(保有耐力接合)ため、一般的な通しダイアフラムを用いた柱はり接合部と同様に設計が可能です。上階柱と下階柱のサイズが決まれば、対応するスマートダイアの型式も決定します。

  1. 構造種別の確認

    • 構造種別は鉄骨造(鋼管コンクリート構造は対象外)
    • スマートダイアへの筋違い取り付けの有無
  2. 適用柱の確認

    • 鋼管形状:角形鋼管(溶接組立箱型断面柱は対象外)
    • 鋼管材質:490ニュートン級以下(F値325N/㎟以下)
    • 鋼管組合せ
      ①材料強度:(上階柱F値)≦(パネル部鋼管F値)
      ②鋼管板厚:tc≦tp
    • 上階柱位置の確認
    • 柱芯間距離(L):L≧1.25dp
  3. 適用はりの確認

    • はり形状:H形
    • はり材質:490ニュートン級以下
    • はりフランジ寸法
    • ③はりフランジ厚(tf):tf≦T-6
    • ④はりフランジ幅(Bf):Bf≦min(450,dp)
    • はり取り付け位置の確認(下図参照)
    • はり芯間距離(h):h≧2.5dp
  4. 適用軸力範囲の確認

    • スマートダイアを用いた柱はり接合部に発生する軸力(N)が適用軸力範囲内であるか確認
    • -0.5Ny≦N≦+0.5Ny(Ny:上階柱の降伏軸耐力)
  5. スマートダイア型式決定

本指針に規定される以外の事項は下記に示す文献等による。

  • 2015年版 建築物の構造関係技術基準解説書(国土交通省住宅局建築指導課 他 監修)
  • 鋼構造設計基準—許容応力度設計法—(2005)(日本建築学会)
  • 2008年版 冷間成形角形鋼管設計・施工マニュアル(独立行政法人建築研究所 監修)
  • 建築工事標準仕様書JASS6鉄骨工事(2015)(日本建築学会)
  • 鋼構造接合部設計指針(2012)(日本建築学会)

警告

スマートダイアⅡ工法を用いた柱はり接合部の上階側にブレースを取り付けることはできません。

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