地震が起きた際に建物の柱・はりに負荷がかかります。そこで、イクステンダムを設置することによって、イクステンダムを降伏させ地震時のエネルギーを吸収します。これにより、柱・はりの負荷を軽減、かつ地震の揺れを抑制することができます。
ERI-K15002-01
復元力特性表・寸法表に関しては、下のPDFにてご確認ください。
柱・はり・ブレース(以下、フレーム)の仮組を行う。
イクステンダムを設置する箇所に仮ボルトを使用し、仮プレートを設置する。
仮プレート設置後、フレームの本締めを行う。
フレームの本締め後、仮プレートを外す。
イクステンダムを設置し、イクステンダムとフレームの孔位置にずれがないことを確認する。
ずれがある場合、しの等で孔位置を合わせる。
高力ボルト接合設計施工ガイドブック(日本建築学会)又は、高力ボルトメーカーの施工要領書に従い、ボルトの取付け、一次締め、本締めを行う。
本締め完了後、ボルト及び取付部を塗装する。塑性変形部に塗装剥がれがある場合は、タッチアップを行う。