建物の揺れをしっかり抑える。

油圧式制震ダンパ(ハイビルダム)は、建物が揺れる際の振動エネルギーを油の流体抵抗によって吸収し、建物の揺れを抑えて安全性と居住性を高める油圧式制震装置です。

主に使用されている建物・設備

  • オフィス
  • 官公庁
  • 学校
  • 病院
  • 商業施設
  • 工場
  • マンション

目的・効果

  • 揺れを抑える

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「仕様の追加」と「性能値(剛性値)の向上」を実施しました!

油圧式制震ダンパ「ハイビルダム」は1997年の販売開始以来、25年以上に渡り時代のニーズに合わせて改良を重ねております。
このたび、ハイビルダムの仕様追加と性能値を向上を実施いたしました。
本改良のポイントについては以下をご覧ください。

商品バリエーション

種別 製品シリーズ 商品形状
シアリンク型 300kN
500kN
1000kN
1500kN
2000kN
3800kN
シアリンク型制震ダンパ
調圧弁等の構成部品をシリンダ内部に納め、意匠性に配慮した標準タイプ。
筋違型 300kN
500kN
1000kN
1500kN
2000kN
筋違型制震ダンパ
ハイビルダムとブレース材を一体化させ、筋違状に使用するタイプ。
間柱型 500kN
1000kN
間柱型制震ダンパ   
       500kN                                                    1000kN
間柱に設置するのに適したジョイント形状とし、全長も短くした省スペースタイプ。

特長

  1. point-1減衰力と速度の関係をバイリニア型とし、大地震時に建物躯体に過大な荷重が作用することを防止
    速度-減衰力関係
    第一減衰係数C1領域(速度:小)
    第二減衰係数C2領域(速度:大)
  2. point-2地震等の周波数および温度の変化に対する減衰性能の変動が小さい

    【試験体仕様】

    2000kNシリーズ

    第一減衰係数比率(0.3H zを100)
    第一減衰係数比率(20℃を100)
  3. point-3機械的なクリアランスを抑えたジョイント構造で、
    風揺れや小地震等の振幅の小さな揺れにも安定した減衰性能を発揮

    ボールジョイントと受け部のクリアランスがごく僅かなため、ガタつきの少ない接合部となっています。

    接合部のイメージ図
    傾きのイメージ図
    受け部とボールジョイントの図
  4. point-4経年変化の少ないシール・作動油等の使用により高耐久性を実現

    70万回の繰返し載荷試験でも、安定した減衰性能を発揮。

    【試験体仕様】

    1500kNシリーズ

    載荷前と載荷後のグラフ比較
  5. point-5高力ボルト接合による簡便な取り付け
    摩擦接合用高力六角ボルト
    トルシア形高力ボルト

構造

ハイビルダムは作動油を内封するシリンダ、減衰力を発生させる油圧弁、両端のボールジョイントから構成されています。

ハイビルダムの構造図
注意
注意

ピストンロッドに傷がついたり、異物が付着するとシールが傷つき油漏れの原因となりますので特にご注意ください。

設置例

各種商品バリエーションごとに設置例をご紹介します。

シアリンク型

筋違型

間柱型

・500kNシリーズ

・1000kNシリーズ

納入事例

お問い合わせ・
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