SRC造建築物の耐震性を
サポート

「SRCスーパーハイベース工法」は豊富な経験を基に、機能的で経済性を追求した商品バリエーションで、新たな耐震建築をサポートします。

主に使用されている建物・設備

  • オフィス
  • 官公庁
  • 学校
  • 病院
  • 商業施設
  • 工場
  • マンション
  • 発電所
  • データセンター

目的・効果

  • 省力化
  • 省人化

構成

構成

規格

規格

※1 国土交通大臣認定[MSTL-0180]

※2 国土交通大臣認定[MBLT-0042~0046]

特長

  1. point-1柱脚実験による検証を行い、(一財)日本建築センター評定を取得

    阪神・淡路大地震で、SRC非埋込型柱脚が引張破壊を起こした例が多かったため、「2015年版建築物の構造関係技術基準解説書」では、“柱脚における引張力に対しては慎重な設計が望まれる”としています。
    SRCスーパーハイベース工法は、引張軸力下での柱脚実験を行い、引張軸力下で耐震性能を発揮するための各種規定(引張鋼材比、限界軸力等)を設けたSRC造非埋込型柱脚工法です。
    BCJ評定-ST0084

    【実験目的】

    大きな引張軸力とせん断力が作用する柱脚挙動の把握。

    【実験概要】

    引張軸力N:引張耐力の80%
    D:柱せい
    a/D=1.25

    【試験体】

    SRC柱断面(共通):400×400㎜

    実験結果例(M-R関係包絡線・正載荷)
    実験結果例(M-R関係包絡線・正載荷)
  2. point-2耐震性能の優れた非埋込型柱脚を実現
    • 鋳鋼製のベースプレートは、応力伝達効率が優れており、柱との溶接による熱影響を殆ど受けない形状で設計
    • アンカーボルトは、「降伏比70%以下」の規格を満足し、変形性能を向上
      設計基準強度F値=490N/mm2
  3. point-3施工体制
    • アンカーボルト設置、無収縮モルタル注入、ナット本締め工事を当社認定施工業者が施工
  4. point-4工期短縮と基礎工事の省力化を実現
    • 埋め戻し後、GLより建方が可能
    • コンクリートの1度打ちが可能
    • 基礎配筋、基礎型枠の設計・施工が容易
  5. point-5地下駐車場等のRC部分のスペースを効率的に活用
    • 基礎柱形に水平ハンチが不要
    • 耐震壁が効率的な厚みで設計可能

柱脚の比較

SRCスーパーハイベース工法

SRCスーパーハイベース工法
  • 基礎工事では鉄骨柱が不要(アンカーボルト設置後の基礎工事可能)
  • 配筋、型枠工事が容易(基礎柱型はアンカーボルトのみ)
  • コンクリートの2度打ちが不要(1度打ちで完了)
  • 根切りが浅くできる(地下がない場合)
  • 基礎工事完了時に埋め戻しが可能(建方時に重機が入りやすい)

埋め込み工法

埋め込み工法
  • 基礎工事で鉄骨柱が必要
  • 鉄筋は柱ウェブを貫通、もしくはハンチで鉄骨柱の外側を廻す等の施工が必要(型枠も同様)
  • コンクリート打設が2度打ち
  • 根切りが深くなる(地下がない場合)
  • 埋め戻し時期が遅くなる(建方時に重機が入りにくい)

型式一覧(寸法表)

Xタイプ

Xタイプ

寸法表に関しては、下のPDFにてご確認ください。

Tタイプ

Tタイプ

寸法表に関しては、下のPDFにてご確認ください。

LLタイプ

LLタイプ

寸法表に関しては、下のPDFにてご確認ください。

LRタイプ

LRタイプ

寸法表に関しては、下のPDFにてご確認ください。

Hタイプ

Hタイプ

寸法表に関しては、下のPDFにてご確認ください。

アンカーボルト部品

寸法表に関しては、下のPDFにてご確認ください。

施工例

1~7.ボルトの設置例

1

アンカーボルト・形板
現場搬入

1.アンカーボルト・形板を現場に搬入
2

アンカーボルト組立

2.アンカーボルトの組立
3

架台アングル固定

3.アングルをピンアンカーで固定
4

架台設置完了

4.受アングルのレベルを出し架台の設置完了
5

組立済アンカーボルト
架台設置

5.組立後のアンカーボルトを架台上に移動
6

地墨、形板芯の確認 

6.地墨を基準に形板センターマークを合わせる
7

アンカーボルト設置完了

7.アンカーボルトの設置完了

8~10.配筋

8

アンカーボルトと配筋の状況

8.アンカーボルトと配筋の状況
9

配筋後 設置精度確認

9.配筋後の設置精度確認
10

アンカーボルト補強

10.補強方法

11~15.モルタルの充填

11

形板撤去
レベルモルタル作成

11.コンクリート打設後、形板を撤去しレベルモルタル作成
12

後詰めモルタル用型枠作成

12.後詰めモルタルの型枠作成
13

モルタル練り混ぜ

13.練り混ぜ(手動)
14

モルタル注入

14.モルタル注入
15

モルタル注入完了

15.モルタル注入完了

16~18.アンカーボルトの締め付け

16

油圧式トルクレンチによる
アンカーボルト締付け

16.油圧式トルクレンチによるボルト締付け
17

油圧式トルクレンチによる
アンカーボルト締付け

17.油圧式トルクレンチによるアンカーボルト締付け
18

アンカーボルト締付け完了

18.ボルト締付け完了
注意
注意

上記は標準的な施工例です。現場の状況等により、上記以外の施工方法となる場合があります。

認定書/評定書

国土交通大臣認定書(写)ベースプレート

国土交通大臣認定書(写)
ベースプレート

国土交通大臣認定書(写)アンカーボルトセット

国土交通大臣認定書(写)
アンカーボルトセット

(一財)日本建築センター評定書(写)

(一財)日本建築センター
評定書(写)

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