油圧式制震ダンパ「ハイビルダム®」をリファイン!

(2009年05月13日)

油圧式制震ダンパ「ハイビルダム」は、1997年9月の販売開始以降、建物の安全性向上を目的に、超高層ビルから工場にいたるまで多くの建物にご採用いただいております。
このたび、商品ラインアップの充実化を図るべく、ご好評いただいている1500kN・2000kNシリーズに加え、500kN・1000kNシリーズの小型油圧式制震ダンパ「ハイビルダム」(以下「小型ハイビルダム」)の減衰性能※1をシリーズ化し、約15~20%減の低価格を実現しました。
さらに、省スペース化を可能にした間柱※2設置型小型油圧式制震ダンパ「ハイビルダム・スタッド」を、新たに商品に加え下記のとおり発売いたします。

1.特長

(1)ハイビルダムの減衰性能を標準化しました

1500kN・2000kNシリーズに加え、500kN・1000kNシリーズでは、それぞれ5種類の減衰性能を標準化し、設計時の選択の自由度を向上しています。

  • 500kNシリーズ 減衰性能 7.5、10、12.5、15、17.5 kNsec/㎜
  • 1000kNシリーズ 減衰性能 15、20、25、30、35 kNsec/㎜

(2)間柱設置型小型油圧式制震ダンパ「ハイビルダム・スタッド」は、空間の有効活用が可能です

ダンパ設置のブレース材等の代わりに間柱を設け、これにダンパを配置することにより、間柱周辺の壁面に通路や窓等の開口部を設けることができます。
間柱との接合部分に特殊ジョイントを採用し施工が容易です。

(3)安定した性能と優れた耐久性を有する製品構成です

ハイビルダムは風揺れから大地震まで、幅広い振動領域にも対応でき、建物の振動を抑えることができます。
特に風揺れによる0.1~0.2㎜程度の小さな揺れにも減衰性能を発揮する精密なボールジョイントと、油圧を瞬時に伝達する特殊シール構造を採用しています。
また、耐久性を考慮し、経年変化し難いシール材や、純正作動油を採用しています。

2.商品ラインアップ

  • 赤色部分(*が付いているもの)が「小型ハイビルダム」
種別 減衰力
シアリンク型 バルブ内蔵 500kN*
1000kN*
1500kN
2000kN
バルブ外付け 1500kN
2000kN
筋違型 バルブ内蔵 500kN*
1000kN*
1500kN
2000kN
間柱型(ハイビルダム・スタッド) バルブ内蔵 500kN*

3.産業財産権

特許6件(登録済み)

4.価格(設計価格)

従来品比15~20%減の低価格を実現(小型ハイビルダム)

(例)

  • ハイビルダム1000kNシリーズ(ストローク±80㎜):120万円
  • ハイビルダム・スタッド(ストローク±60㎜):95万円

5.販売計画

2009年度 10億円
2010年度 12億円
2011年度 15億円

6.製造工場

国内(製造委託)

7.販売開始時期

2009年5月15日

この件に関するお問い合わせ先

お客様

  • 構造営業部
  • TEL
    03-3615-5432

報道機関

  • 経営企画グループ
  • TEL
    03-3615-5789

参考資料

画像1 ハイビルダム構成図

ハイビルダムは中央のシリンダーと油圧バルブ、両端のボールジョイントから構成されています。

グラフ1 微小振動域でも優れた減衰性能

減衰力の減少と主に変位が減少していることを表したグラフです。

画像2 ハイビルダム・スタッド (空間の有効活用が可能)

間柱と間柱の間に設置 間柱部拡大

用語解説

減衰性能
速度上昇にともなう抵抗力を示す係数
間柱
柱と柱の間に補足して立てる柱相当材
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