無溶接・短工期の方杖補強工法
スマートアタッチ工法は、従来の耐震補強に替わる無溶接・短工期の方杖補強工法です。
無溶接・短工期の方杖補強工法
スマートアタッチ工法は、従来の耐震補強に替わる無溶接・短工期の方杖補強工法です。
現場溶接作業が不要の為、養生範囲を狭めることが可能
火災のリスクがほぼゼロ
従来の高力ボルト接合で必要だった摩擦面処理が不要
SA金物、方杖材はウインチ等により容易に取り付け可能
フランジを挟み込み、力を伝達する機構によりフランジ面の開孔作業が不要
BCJ-審査証明-259を取得
SA金物のラインナップは、H形断面材フランジ幅により3種類の型式。
項目 | 適用範囲 | |
---|---|---|
対象箇所 | 鉄骨造柱梁骨組の方杖補強 | |
既存柱・梁 | 形状 | H形断面材(圧延H形断面材、溶接組立H形断面材) |
材質 | 400及び490ニュートン級剛材 | |
フランジ幅 | 124㎜~305㎜ | |
ウェブ厚 | 各ボルト径に対し適用最小板厚を規定※ | |
ウェブ幅厚比 | 71以下 | |
H形断面材せい | 1200mm以下 | |
方杖材 | 材質 | 400及び490ニュートン級剛材 |
H形断面材との接合角度 | 20°~70° | |
形状 | 方杖材軸芯とガセットプレート軸心が一致していること。(単一山形剛、単一溝形剛等軸芯が一致していないものは適用不可) |
材質 | 規格 | |
---|---|---|
SA金物 | SCW480 相当 | JIS G 5102「溶接構造用鋳鋼品」 |
SAプレート | SM490B SN490B 490ニュートン級TMCP 鋼 |
JIS G 3106「溶接構造用圧延鋼材」 JIS G 3136「建築構造用圧延鋼材」 大臣認定取得材 |
フランジボルト ウェブボルト |
F10T S10T |
JIS B 1186「摩擦接合用高力六角ボルト」 JSS Ⅱ - 09「トルシア形高力ボルト」 |
応力の伝達経路(既存材 直交方向)
方杖材の引張力に対してスマートアタッチ工法はH形鋼フランジが面外変形しない。
⇒フランジ面外変形を押さえる為のスチフナー等の補強材は不要ただし、横座屈補剛の必要性の有無は耐震補強の設計者が確認を行う。
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