Seismic Reinforcement

建材メーカーならではの商品開発力により生まれた既存建物の耐震補強工事・劣化修繕工事に適合するオリジナルの補強工法をご提案します。
無溶接を特⻑としているため、居ながら施工が可能となり、従来の耐震補強に比べ大幅な⼯期短縮やトータルコストの削減に寄与し、補強修繕計画に革新的なソリューションを提供します。

耐震補強システム

工場や倉庫の稼働を止めずに耐震補強をするならセンクシアへ

新耐震基準(1981年)前に建てられた工場・倉庫は、
震度5程度の地震に耐えることを目標に設計されているため、大地震の際には倒壊の恐れがあります。
診断の上、必要に応じて耐震補強が必要です。

センクシアでは、これまでに培った技術やノウハウを駆使して、稼働中の生産ラインを止めることなく、建物の安全・安心をご提案いたします。
現地調査、耐震診断、耐震補強設計と耐震補強工事に至るまで、一貫したサポート“トータルサポート”も提供しています。

センクシアの耐震補強システムが選ばれる理由

建材メーカーならではの画期的な新⼯法

建材メーカーならではの商品開発力が生んだ画期的な5つの新工法を提供しています。
確立された設計法と標準化された施工方法、徹底した品質管理により安定品質を実現します。

無溶接⼯法

センクシアの提供する耐震補強システムは無溶接接合であることを特⻑としています。
⽕災リスクを限りなく抑えることができ、養⽣範囲を最小限、有資格者を必要としない等々、従来耐震補強が進まなかった物件にも対応が可能です。
また、無溶接化によりトータルコストも抑えられます。

建物や社会インフラの安全性確保とライフサイクルの向上に貢献

耐震補強によって建物や社会インフラを利用する人々が安心して働けるようになる安全‧安⼼な環境づくりに貢献します。
また建物の長寿命化による産業廃棄物削減等の環境面でのメリット、維持や建て替えにかかるコストを軽減、工期短縮等の省力化により、慢性的な人材不足の解消にも貢献できます。今後も「建物の延命・再利用」のための技術開発、商品の普及活動に努めます。

耐震補強システム 商品一覧

鉄骨造(S造)の耐震補強

スマートフィット工法

鉛直ブレース補強
「スマートクロノスⅡ工法」

現場溶接作業が不要のため、火災リスクを低減できます。また、火気養生作業が不要で工期が短縮できるため、トータルコストが抑えられます。

スマートアタッチ工法

方杖補強
「スマートアタッチ工法」

品質確保の難しい現場での横向き・上向きの溶接が不要です。また、既存材への孔開けはウェブのみでフランジへの孔開けは不要です。無溶接化によりトータルコストが抑えられます。

スマートフィット工法

方杖補強(H形断面柱 弱軸方向)
「スマートウィクシス工法」

既存材への孔開けはウェブのみでフランジへの孔開けは不要です。柱にスマートウィクシス工法を、梁にスマートアタッチ工法を使用することで完全無溶接化が実現できます。
※東日本旅客鉄道㈱様、東鉄工業㈱様との共同開発品です。

スマートフィット工法

方杖補強(H形断面柱 弱・強軸の両方向)
「スマートボクシス工法」

既存材への孔開けはウェブのみでフランジへの孔開けは不要です。弱・強軸の両方向の方杖補強が無溶接かつ同レベルで実現できます。無溶接化によりトータルコストが抑えられます。
※東日本旅客鉄道㈱様、東鉄工業㈱様との共同開発品です。

スマートフィット工法

補強方法:柱脚補強
「スマートフィット工法」

従来の根巻柱脚に比べ、補強材の高さ寸法が小さく、生産ラインへの干渉を抑えられます。また、補強柱の接合位置を工夫することで外壁やサッシ等への影響を少なくできます。

鉄筋コンクリート造・鉄骨鉄筋コンクリート造(RC・SRC造)の耐震補強

スマートフィット工法

圧縮抵抗型CFTブレース補強工法
「スマートブレース工法」

既存のRCおよびSRC造建築物を対象とした耐震補強工法です。
CFT構造のブレースを用い、圧縮力のみに抵抗し引張力は負担しない機構です。

鉄骨造(S造)建築物における、従来の耐震補強工法の課題

スマートブレース工法(圧縮抵抗型CFTブレース補強)

従来の柱脚補強:RC根巻き補強

「RC根巻き補強」では、鉄骨柱の下部を根巻きコンクリートで覆い、根巻きコンクリートの力で強固な地盤を形成し、建物の安全性を高めます。

従来の補強工法では“コンクリートで覆われる柱の脚部がとても大きく”なります。

そのため、以下のようなことが課題になっています。
・床面積が減少し、補強の範囲が生産ラインに干渉する
・工事期間中は生産がストップする
・施工時の掘削、鉄筋、型枠、コンクリート工事などによる高コスト化
・長期間に及ぶ工期
・補強部材が標準化されていないため、個別設計が必要

スマートブレース工法(圧縮抵抗型CFTブレース補強)

従来の柱梁骨組補強:方杖補強、ブレース(筋交い)補強

「方杖補強」では、柱と梁の取り合い部分に斜めに部材を取り付け、取り付けた部分の地震や風圧などによる変形を防ぎます。

「ブレース(筋交い)補強」では、四角形に組まれた骨組みに対角線状に部材を取り付けることで、水平方向からの力への耐力を高め、建物全体の耐力とねばり強さを向上させ、地震時の建物の変形を小さく抑えます。

従来の補強工法では“溶接で梁や柱への取付ける”のが一般的です。

そのため、以下のようなことが課題になっています。
・工事中の火災リスクを伴う
・補強部材が標準化されていないため、個別設計が必要

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