PINベース工法 施工手順

「PINベースⓇ工法」

PINベース工法とは、在来ピン柱脚※に比べ回転剛性を小さくしてピン接合に近づけた低剛性柱脚です。

※注:「在来ピン柱脚」という表現は、「2020年度版建築物の構造関係技術基準解説書」において定義つけられているタイプⅠ(反曲点高比0.3程度)の柱脚を指しています。

施工範囲

アンカーボルト設置工事及び緩衝材・塞ぎ板の設置はPINベース工法認定施工業者が実施するよう義務付けられております。

施工範囲(工事区分と作業内容)

施工準備(元請会社様の施工範囲)→アンカーボルト設置(PINベース工法認定施工業者の施工範囲)→アンカーボルト設置確認(元請会社様の施工範囲)→基礎配筋(元請会社様の施工範囲)→型枠設置(元請会社様の施工範囲)→コンクリート打設(元請会社様の施工範囲)→レベル調整用モルタル施工、中心鋼板設置(元請会社様の施工範囲)→鉄骨建方、アンカーボルト締付(元請会社様の施工範囲)→緩衝材・塞ぎ板設置(PINベース工法認定施工業者の施工範囲)→完了・緩衝材切除(元請会社様の施工範囲)

施工手順

1架台設置

2アンカーボルト設置完了

3配筋

4基礎コンクリート打設

5レベル調整用モルタル及び中心鋼板設置

6建方

7アンカーボルト締付

8塞ぎ板設置

9緩衝材設置・施工完了

  • 写真の緩衝材設置方法は一例です。

注意

上記は標準的な施工例です。現場の状況により、上記以外の施工方法となる場合があります。

PBタイプ(角形鋼管柱用)のアンカーボルト設置時の注意点

PINベース工法は製品の特性上、ボルトの配置がベースプレートの四隅では無く、各辺中央に配置されています
アンカーボルト設置工事時は、架台向きに注意して施工してください

アンカーボルト設置時の注意点①ボルトの配置は各辺中央に。②アンカーボルト設置工事時は架台向きに注意。

建方用レベル調整用モルタルの施工について

PINベース工法では、ベースプレート下面の柱形中心部分に平滑かつ水平に仕上げたレベル調整用モルタルを施工し、その上面に鋼板を設置します。

PINベース工法ではベースプレート下面の柱形中心部分に平滑かつ水平に仕上げたレベル調整用モルタルを施工

PINベース工法では、レベル調整用モルタル用の材料として、専用パッド材「PINベース®パッド」(圧縮強度45以上)をご用意しています。特にご指定が無い限り現場に納品いたします。PINベース®パッド材を用いた施工方法については、同梱される別紙(レベル調整用モルタルの施工方法)をご参照の上、適切な施工を行ってください。施工の動画をこちらからご覧いただけます。

PINベースパッド

緩衝材・塞ぎ板について

  • PINベース工法では、柱及びベースプレートを介してコンクリートスラブに応力を伝達させないため、緩衝材を設置します。
  • コンクリートの流入を防ぐため塞ぎ板を設置します。

注意

施工はPINベース工法の認定施工業者が行います。

緩衝材・塞ぎ板の設置
  • 緩衝材の標準高さ:300mm 標準厚さ:ベースプレート上部20mm、柱側面部10mm
  • コンクリートスラブ打設後、スラブ天端から突出した緩衝材は必要に応じて切除が可能です。

注意

hc寸法が300mmを超える場合はセンクシアへお問い合せください。

施工チェックシートについて

施工チェックシート 施工チェックシート

PINベース工法は、日本建築センターの評定を取得した工法であり、その施工はPINベース工法認定施工業者が行うよう義務づけられています。PINベース工法認定施工業者は、施工チェックシートで施工時チェックを行い、工事完了後はセンクシアへ施工管理チェックシートの提出をしてください。

お問い合わせ

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