被覆無しでも使用できますが、せん断耐力が著しく小さくなります。
スラブコンクリートは次の柱まで連続していることが必要です。
スラブコンクリートの最低高さは型式毎に異なりますが、100~140mm程度です。
その通りです。
降伏後、ベースプレート変形を元に戻す機構を有していないため、ベースプレートは変形したままとなります。その後に発生する小/中地震には曲げ耐力を負担しないため疲労破壊は発生しません。在来工法でアンカーボルトの伸びが元に戻らないことと同じ考え方です。
ブレース材取付位置にアンカーボルトが配置されている仕様になっており不可です。
柱にガセットプレート取付であれば可能です。
せん断耐力はカタログに記載の通り、ベースプレート下面の摩擦抵抗と、ベースプレート側面からのスラブ支圧抵抗の累加になります。
圧縮時は両方あるので累加、引抜き時では摩擦抵抗は0になります。
PINベースのアンカーボルト規格はSNR490B(JIS材)であり、伸び能力を有する材料を使用しています。
設計ルートはカタログ記載の通り、「伸び能力の有無:YES」→「保有耐力接合の判定:NO」となります。
(伸び能力はありますが、性能上は考慮しておりません)
併用可能ですが、Ds値の割増しが必要です。
メッキ仕様は可能です。(ベースプレートのみ可、アンカーボルトは不可となります)
ベースプレート、中心鋼板は全面にJIS K 5674塗装が可能です。(ベースプレートは鉄工所にて塗装、中心鋼板は塗装仕様にて出荷致します)
アンカーボルトは工法として塗装が認められておりません。どうしても希望される場合はお客様にて防錆スプレー等で対応頂く事になります。
防水性のある緩衝材や塞ぎ板の使用により、水分は侵入し難くなっています。
防錆処理を希望される場合は、ベースプレートのメッキ処理(鉄工所での施工)、アンカーボルトの防錆スプレー塗装(現場施工)で対応頂く事になります。
なお中心鋼板は防錆塗装した状態を標準として出荷しております。
当社の支給するピンベース専用の無収縮モルタルを使用して下さい。
平屋の工場、倉庫等。その他、本柱だけでなく間柱での実績がございます。
ひさしやエントランス部、エレベーター周辺・ピット部、外階段、車庫、地中梁を設けられない箇所等にご使用いただいております。
以下の一貫構造ソフトでの検討が可能です。
SS7/Build一貫/ SEIN/NBUS7
また、ハイベース検討システムに収録されていますCSV形式の柱脚応力データをインポートすることで長期・短期・終局の検討が可能です。