「PINベースⓇ工法」
PINベース工法とは、在来ピン柱脚※に比べ回転剛性を小さくしてピン接合に近づけた低剛性柱脚です。
※注:「在来ピン柱脚」という表現は、「2020年度版建築物の構造関係技術基準解説書」において定義つけられているタイプⅠ(反曲点高比0.3程度)の柱脚を指しています。
「PINベースⓇ工法」
PINベース工法とは、在来ピン柱脚※に比べ回転剛性を小さくしてピン接合に近づけた低剛性柱脚です。
※注:「在来ピン柱脚」という表現は、「2020年度版建築物の構造関係技術基準解説書」において定義つけられているタイプⅠ(反曲点高比0.3程度)の柱脚を指しています。
この設計指針は、鋼構造の柱脚に用いる本工法の設計方法に関するものである。
表.PINベース工法の適用範囲
部位 | 材質 |
---|---|
柱断面 | 角形断面 |
柱 | JIS G 3101・JIS G 3106・JIS G 3136・JIS G 3466に規定する400N/mm2鋼及び490N/mm2鋼(例:BCR295・BCP235・SHC490C等) |
鉄筋 | JIS G 3112「鉄筋コンクリート用棒鋼」に定められる熱間圧延異形棒鋼 |
コンクリート | 建築工事標準仕様書 JASS5鉄筋コンクリート工事(日本建築学会)に適合する普通コンクリート 但し、設計基準強度Fcは18~36N/mm2のものを用いる |
軸耐力比 | Nu/cNy≧0.065 Nu:本工法の終局軸耐力 cNy:柱の降伏軸耐力 |
本工法を適用する建物は、柱脚の回転剛性を評価した設計とする(フレームの応力解析はベースプレート下端位置に回転ばねを仮定する)。許容応力度計算において、柱脚の発生曲げ応力が柱および柱脚の耐力を超える場合は、本工法は適用できない。
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