ハイリング®Ⅲ工法 施工例

鉄骨ばり貫通孔補強工法「ハイリングⅢ工法」。

ハイリングⅢ工法は、特殊な補強金物(ハイリング)を標準化。鉄骨加工製作の合理化を図り、コスト削減・工期短縮を目的として開発されました。

施工フロー

補強形式の決定→Rタイプ→はりウェブ孔あけ→ハイリング取り付け→検査→完成、補強形式の決定→Sタイプ→はりウェブ孔あけ→SPスティック取り付け→検査→完成、補強形式の決定→R+Sタイプ→はりウェブ孔あけ→ハイリング取り付け→SPスティック取り付け→検査→完成

施工手順 動画

ハイリングの施工手順を動画でご覧いただけます。

  • 再生時間:4分13秒
  • 更新日:2007.6.26

施工手順

Rタイプ施工手順

R+Sタイプのときはハイリングを先に取り付けてください

1はりウェブの孔あけ

ハイリングの取り付け位置を確認し、はりウェブに罫書きし下孔をあける。

  • 下孔径の許容公差は-0、+4㎜とする。
  • 下孔周りのバリ、溶接面の水分・ゴミ等は適切な方法で除去する。
Rタイプ
型式 下孔径
100R Φ140
125R Φ165
150R Φ195
175R Φ225
200R Φ250
225R Φ275
250R Φ300
275R Φ325
300R Φ350
350R Φ400
400R Φ455
450R Φ525
500R Φ575
550R Φ630
600R Φ680
Bタイプ
型式 下孔径
100B Φ145
125B Φ175
150B Φ205
175B Φ230
200B Φ260
225B Φ290
250B Φ320
275B Φ340
300B Φ370
350B Φ425
400B Φ480
450B Φ550
500B Φ610
550B Φ655
600B Φ700

2ハイリング位置決め用罫書き

ハイリング最大外径(d3寸法)の位置に2~4箇所の罫書きを入れる。

3位置、組立溶接

はりウェブ孔にハイリングを挿入し、位置決めをする。組立溶接は均等間隔で3~4箇所、脚長4~6㎜で1パスとし、1箇所のビード長さは40~60㎜程度とする。
ただし、はりウェブ鋼種がSA440の場合は、サイズは6㎜以上で長さ50㎜以上とする。

  • ルート間隔がほぼ一定になるように調節する(ルート間隔は4㎜以上確保する)

4はりの反転

はりの反転をする。

5本溶接

本溶接は、a以上はりウェブ厚tw以下とする。

  • 溶接は、段部が隠れるまで溶接する。

6検査・完成

スラグ・スパッタ等を除去し、清掃する。
溶接部の検査は、目視による外観検査とする。

  • 段部より上に溶接があることを確認する。

Sタイプ施工手順

R+Sタイプのときはハイリングを先に取り付けてください

1はりウェブの孔あけ

SPスティックの取り付け位置を確認し、はりウェブに罫書きし貫通孔をあける。

  • 貫通孔の許容公差は±2㎜とする。
  • 溶接面の水分・ゴミ等は適切な方法で除去する。
型式 下孔径
100S Φ100
125S Φ125
150S Φ150
175S Φ175
200S Φ200
225S Φ225
250S Φ250
275S Φ275
300S Φ300
350S Φ350
400S Φ400
450S Φ450

2SPスティックの罫書き・位置決め

SPスティックを設置する罫書き・位置決めをする。設置の際は施工誤差許容範囲(e1~e4)を確認する。
SPスティックは、1つの貫通孔に対し孔の上下(はりフランジ側)に2つ設置する。設置する面は同一はりウェブ面とする。
取り付け向きは取付目印がはりフランジ側となるようにする。

3組立溶接

組立溶接は2ヵ所とし、溶接サイズは4㎜程度で1パスとし、溶接長さ40㎜以上とする。
ただし、はりウェブ鋼種がSA440の場合は、サイズは6㎜以上で長さ50㎜以上とする。

  • ルート間隔がほぼ一定になるように調節する(ルート間隔は4㎜以上確保する)

4隅肉溶接

はりウェブとSPスティックを隅肉溶接する。溶接する面ははりフランジ側以外の3面とする。
溶接サイズはSPスティックの溶接目印(a1)以上かつa1の1.5倍以下とする。余盛高さhは隅肉のサイズ(a1)の0.6倍以下とする。
溶接端部はSPスティックのR部付け根以上の溶接とする。

5検査・完成

スラグ・スパッタ等を除去し、清掃する。
溶接部の検査は、目視による外観検査とする。
アンダーカットや不等脚等の欠陥がないことを確認する。

  • 溶接目安より上に溶接があることを確認する。

施工誤差許容範囲

rf≦e1≦25
rf:フィレット半径
e2≦10㎜
e3≦3㎜
e4≦3㎜
  • SPスティック取り付けの際は設置の向き、位置、溶接に十分ご注意ください。

SPスティックの施工注意点一覧

溶接上の注意
施工注意点一覧
注意事項
設置 同一はりウェブ面に2ヶ取付けること
取付目印がはりフランジ側にあること
位置 rf≦e1≦25
e2≦10㎜
e3≦3㎜
e4≦3㎜
溶接 溶接目安a1より上に溶接があること
はりフランジ側以外の3面が溶接されていること
R部付け根以上
欠陥なし(アンダーカット、不等脚等)

R+Sタイプ施工手順

R+Sタイプのときはハイリングを先に取り付けてください

警告

  • R+Sタイプ(ハイリングとSPスティック併用)の場合、ハイリングを先に取り付けて下さい。
  • SPスティックは一つの貫通孔につき、2つ取り付けてください。

設置フロー

  1. はりウェブの孔あけ

    Rタイプ施工手順参照

  2. ハイリング取り付け

    Rタイプ施工手順参照

    1. ハイリングの位置決め
    2. ハイリングの組立溶接
    3. はりの反転
    4. ハイリングの本溶接
  3. SPスティック取り付け

    Sタイプ施工手順参照

    1. SPスティック位置決め
    2. SPスティックの組立溶接
    3. SPスティックの隅肉溶接
  4. 検査
  5. 完成
型式 型式下孔径
100R+S 140
125R+S 165
150R+S 195
175R+S 225
200R+S 250
225R+S 275
250R+S 300
275R+S 325
300R+S 350
350R+S 400
400R+S 455
450R+S 525

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