S造建築物の耐震性を
より一層サポート

ハイベースNEO-R工法は、半世紀を超える販売実績を有する露出型柱脚工法「ハイベースシリーズ」の最新商品です。長年の知見を基に、より一層、耐震性能、設計自由度を向上させました。

主に使用されている建物・設備

  • オフィスビル
  • 官公庁
  • 教育施設
  • 病院
  • 商業施設
  • 生産施設
  • 住居
  • 発電所
  • データセンター
  • 倉庫・物流施設

目的・効果

  • 省力化
  • 経済的
  • 高い耐震性能

- 「ハイベースNEO-R工法」について -
2026年4月15日に「ハイベースNEO工法」の性能、設計自由度、施工性をさらに高めた「ハイベースNEO-R工法」を発表いたしました。
詳細はNEWS RELEASEをご参照ください。

商品構成

適用範囲

適用範囲

構成

構成

規格

エコタイプ

構成部品  ベースプレート アンカーボルト※2 エコナット※2 ナット※2 座金※2 定着板
規格 JIS G 3136又はTMCP 鋼※4 大臣認定取得材
(HAB)
大臣認定取得材 JIS B 1181
(六角ナット)
JIS G 3106 JIS G 3101
ねじの種類 メートル並目 メートル並目 メートル並目
備考 SN490B又はTMCP325 降伏比0.7以下 強度区分5 SM490A SS400
エコタイプのベースプレート上のナットはM42以下はエコナット、M48は六角ナット(二重ナット)を用います。
エコタイプのベースプレートは板厚40mm以下はSN490Bを使用、40mm超はTMCP325を使用します。

Gタイプ、偏心タイプ

型式 ベースプレート※1 アンカーボルト※2 ナット※2 座金※2 定着板
規格 大臣認定取得材
(HCW490B)
大臣認定取得材
(HAB)
JIS B 1181
(六角ナット)
JIS G 3106 JIS G 3101
ねじの種類 メートル並目※3 メートル並目※3
備考 SN490B同等 降伏比0.7以下 強度区分5 (二重ナット時) SM490A SS400
強度区分8 (一重ナット時)

※1 国土交通大臣認定[MSTL-0566]

※2 国土交通大臣認定[MBLT-0042~0044, 0046 , 0228~0230]

※3 M72はm細目ねじ

※4 建築基準法第37条第二号に基づく国土交通大臣認定を取得した材料を使用

特長

  1. point-1せん断力の向上

    ベースプレートの特殊底面形状を変更し、応力伝達機構を改良したことで、せん断耐力がより向上されました。
    ※対象:EBX、EMX型式
    1階Dsの割増不要

    基礎はりにより柱形が拘束されている場合、より高いせん断耐力が期待できるようになりました。
    ※対象:EBX、EMX、GBX、GMX、EHX、GHX全型式

  2. point-21階Ds割増不要の適用範囲拡大

    H形柱用のベースプレートの設計法を改良することにより、H形柱用(EHX, GHX型式)も
    1階Ds割増を不要(※)とすることが可能になりました。(※強軸方向のみ、弱軸方向はDs割増必要)

    *1階の保有水平耐力が必要保有水平耐力の1.1倍以上であることをご確認ください。
    *1階のDs割増が不要となるのは純ラーメン構造の場合に限ります。
    *角形鋼管柱用偏心タイプ(BSX・BCX型式)、ブレース構造は1階Dsの割増が必要です。

    建築物の構造 柱形状 型式 ベースプレート方向 保有水平耐力の確認方法
    右記以外 柱及びはりの部材群
    として種別がDの場合
    純ラーメン構造 角型鋼管柱 EBX、GBX 1階Dsの割増不要
    Qu≧1.1×Qun
    1階Dsの割増不要
    Qu≧Qun
    円型鋼管柱 EMX、GMX
    H形柱 EHX、GHX 強軸方向
    弱軸方向 1階Dsを0.05割増
    Qu≧Qun
    角型鋼管柱 BCX、BSX
    ねじの種類備考 角型鋼管柱 EBX、GBX
    円型鋼管柱 EMX、GMX
    H形柱 EHX、GHX 強軸方向
    弱軸方向
    角型鋼管柱 BCX、BSX
    注意

    注意

    1階Dsの割増が必要な柱脚(EHX弱軸、GHX弱軸、BSX、BCX型式、在来柱脚等)と、1階Dsの割増が不要な柱脚(EBX、GBX、EMX、GMX型式、EHX強軸、GHX強軸)が同一層かつ同一加力方向に混在する場合は、1階Dsを0.05割増する必要があります。

  3. point-3柱型配筋量の最適化

    従来の配筋ゾーン(Ⅰ,Ⅱ)を改良し、新たに3つのゾーン(Ⅰ,Ⅱ,Ⅲ)に再構成しました。
    これにより、応力に応じた柱形配筋量の最適化を実現し、より経済的な設計が可能となりました。
    ※ 配筋ゾーンは、一貫構造計算ソフトから出力された柱脚応力データを、センクシア柱脚検討ソフトにインポート
    することで自動判定できます。

     
  4. point-4コンクリート設計基準強度30N/mm²まで耐力算定が可能に

    従来のハイベースNEO工法では、標準型式における耐力算定時のコンクリート設計基準強度上限値は24N/mm²
    でしたが、ベースプレート設計法を改良することにより、標準型式で30N/mm²まで対応可能となりました。

    ※一部型式は、耐力算定時のコンクリート設計基準強度上限値を30N/mm²未満としています。
    ※特形品では、コンクリート設計基準強度36N/mm²まで耐力算定が可能です。

    また、使用可能なコンクリート設計基準強度を最大60N/mm²まで拡大しました。

  5. point-5型式ラインナップの拡充

    多様化する設計ニーズに応えるため、型式ラインナップを拡充しました。
    また、エコタイプの角形鋼管柱用は板厚適用範囲も拡大、設計自由度が向上しました。
    これにより、構造物の特性や荷重条件に応じた最適な型式の選定がより一層可能となり、経済設計に貢献、コストの最適化が図れます。

     
  6. point-6施工性、その他特長

    ベースプレートの形状を改良

    ベースプレートをより効果的に性能を発揮できる形状に改良し、コンパクトにしました。
    それに伴い、鋼材量を軽減しています。

    ベースプレートの形状を改良

    施工方法の改良

    アンカーボルト径φ56までの固定治具を標準化することで、基礎配筋との干渉を減らすことが可能になりました。

    柱脚ヒンジ仕様とすることでより経済的な設計が可能

    許容応力度設計(柱脚部応力≦ハイベースの耐力)の採用によって合理的な設計が可能です。
    よりコンパクトに、より経済的に自由度の高い柱脚を検討できます。

    根切りを浅くすることが可能

    従来はエコタイプのアンカーボルト4本型式のみ、定着長さが13.3dでしたが、新たにGタイプのアンカーボルト4本型式も13.3dとなりました。

  7. point-7鋼板製・鋳鋼製の2タイプのベースプレートを採用

    鋼板製(エコタイプ)と鋳鋼製(Gタイプ)の2タイプのベースプレートを採用することで、経済性と性能を考慮した型式選定が可能です。

    • エコタイプは建築構造用圧延鋼材(SN490B)とTMCP325を採用しています。
    • Gタイプのベースプレートは鋳鋼特有の造形の自由さを利用し応力伝達の優れた形状にしました。
      (国土交通大臣認定の範囲内で標準外の形状や高耐力のベースプレートの設計が可能です)
    • 高強度鋼板を用いた特形対応も可能です。詳細は弊社へお問い合わせください。
    エコタイプ
    Gタイプ

    適用柱材

    • 角形鋼管(BCR295、BCP325、TSC295等)
    • 高強度鋼管(UBCR365、JBCR385 等)
      ※基準強度(F値)が325N/mm2を超える場合は別途検討が必要なためお問合せください。
    • 熱間成形角形鋼管(SHC400、SHC490等)
      ※ EB型式に使用の場合は柱の角部外側の曲率半径がBCR295またはBCP325と同じであることが必要です。
    • 円形鋼管(STK400、STK490、STKN490等)
    • H形鋼(SS400、SS490、SN490等)、外法一定H 形鋼
    • 溶接組立箱型断面柱はGB型式、KB型式に適用可能(EB型式は適用不可)
    • 溶接組立H形断面柱はGH型式のみ適用可能(EH型式は適用不可)
    • CFT(コンクリート充填鋼管構造)
    • 柱が斜めに取付く場合は、別途お問合せください。
    • ここに記載のない材質は弊社へお問い合わせください。
  8. point-8(一財)日本建築センター評定および国土交通大臣認定を取得

    柱脚性能については実大実験で確認し、工法は(一財)日本建築センターの評定、材料は国土交通大臣認定を取得しています。

    実験風景
    実験風景
    工法 評定番号
    エコタイプ BCJ評定-ST0059
    Gタイプ BCJ評定-ST0058
    偏心タイプ
    部材 認定番号
    ベースプレート(Gタイプ・偏心タイプ) MSTL-0566
    アンカー用ボルトセット

    MBLT-0042~0044, 0046 , 0228~0230

    アンカーボルト

    • HAB材(建築基準法第37条第二号の規定による認定取得)を採用した高強度アンカーボルトです。
    • 『2025年版建築物の構造関係技術基準解説書』に定められた「伸び能力を有するアンカーボルト」です。(降伏比0.7以下)

寸法

ベースプレートの寸法と回転ばね定数

角形鋼管柱用

円形鋼管柱用

H形柱用

角形鋼管柱用 偏心タイプ

アンカーボルト部品の寸法と形状

エコタイプ

Gタイプ、偏心タイプ

定着板形状 (エコタイプ、Gタイプ、偏心タイプ共通)

施工手順

1.アンカーボルトの設置例

1-1

アンカーボルト部品間配り

1-1.アンカーボルト部品の間配り
1-2

架台の取り付け

1-2.架台の取り付け
1-3

アンカーボルトの組み立て

1-3.アンカーボルトの組み立て
1-4

上部形板の取り付け

1-4.上部形板の取り付け
1-5

アンカーボルトの芯出し

1-5.アンカーボルトの芯出し
1-6

設置完了

1-6.設置完了

2~6.配筋からモルタル注入完了まで

2

配筋

2.配筋
3

基礎コンクリート打設完了

3.基礎コンクリート打設完了
4

アンカ-ボルト締付け

4.アンカ-ボルト締付け
5

モルタル注入

5.モルタル注入
6

モルタル注入完了

6.モルタル注入完了

モルタル充填確認

※.モルタル充填確認
  ※EBM、EMX型式のみとなります。
注意

注意

上記は標準的な施工例です。
現場の状況等により、上記以外の施工方法となる場合があります。

認定書/評定書

国土交通大臣認定書(写)ベースプレート(Gタイプ、偏心タイプ)

国土交通大臣認定書(写)
ベースプレート
(Gタイプ、偏心タイプ)

国土交通大臣認定書(写)アンカー用ボルトセット

国土交通大臣認定書(写)
アンカー用ボルトセット

日本建築センター評定書(写)エコタイプ

(一財)日本建築センター
評定書(写)
エコタイプ

日本建築センター評定書(写)Gタイプ、偏心タイプ

(一財)日本建築センター
評定書(写)
Gタイプ、偏心タイプ

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