経済性・施工性を追求した
耐震補強工法

スマートブレース工法は、既存のRCおよびSRC造建築物を対象とした耐震補強工法です。CFT構造のブレースを用い、圧縮力のみに抵抗し引張力は負担しない機構です。

カタログ

概要

CFTブレースを圧縮抵抗のみに使用するRC・SRC造建築物の耐震補強工法です。
スマートブレース工法とは、圧縮剛性・耐力が高いCFT(コンクリート充填鋼管)の特長を生かし、ブレースに圧縮力のみを負担させ、この力を支圧によって既存躯体に応力を伝達する耐震補強工法です。
引張力の負担を放棄することにより、従来用いられていた鉄骨枠を不要としました。
引張力を負担しない構造のため、ブレース端部は一端を丸鋼として離間可能とし、他端を異形鉄筋として付着を考慮した設計としています。
CFTブレース端部の接合部コンクリートに数本のアンカーを打設するのみであり、ハツリや孔あけが低減されます。
(一財)日本建築総合試験所より建築技術性能証明を取得しています。(GBRC性能証明第14-20号)
ブレース製作および設置等の施工作業を材工一貫でセンクシアが行います。

構成
外観写真

特長

  1. point-1経済性を追求
    • 在来工法の鉄骨枠・スタッドが不要となり、CFTを用いることで鋼材量を低減出来るため、経済的です。
  2. point-2施工性を追求
    • 基本的に人力で横持ち可能なブレース鋼管を使用するため、大型重機が不要で、狭隘地でも施工可能です。
  3. point-3環境に配慮した施工
    • ブレース取付面のアンカー本数、ハツリ範囲が少なく、騒音、振動が少ない工法です。
  4. point-4工期短縮が可能
    • コスト比較(スマートブレース工法の合計を100%とした場合)

    ※上図コスト比較は某施工物件における一例を示し、物件により変動する場合があります。

    ※スマートブレース工法のハツリ工事にはコンクリート打設用の上階スラブ開口を含む。

施工手順

1

仕上材撤去・目荒らし

仕上材撤去・目荒らし
2

あと施工アンカー打設

あと施工アンカー打設
3

ブレース搬入

ブレース搬入
4

吊込み・人力による横持ち

吊込み・人力による横持ち
5

ブレース設置

ブレース設置
6

接合部 配筋工事

接合部 配筋工事
7

接合部 型枠工事

接合部 型枠工事
8

接合部・ブレース
コンクリート打設

接合部・ブレース コンクリート打設
9

接合部・ブレース 仕上げ

接合部・ブレース 仕上げ

技術性能証明

(一財)日本建築総合試験所の建築技術性能証明(GBRC 性能証明 第14-20号)を取得しています。

建築技術性能証明

施工例

建物用途: 学校
建物概要: 5階建、RC造
補強箇所数: 12
鋼管寸法: □-300×300×12
鋼管材質: BCR295
コンクリート強度Fc: 54N/㎟

学校の施工例
学校の施工例
学校の施工例

建物用途: 事務所
建物概要: 2階建、RC造
補強箇所数: 2
鋼管寸法: Φ-165.2×5
鋼管材質: STK400
コンクリート強度Fc: 42N/㎟

事務所の施工例

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