鉄骨ばり貫通孔補強工法「ハイリングⅢ工法」。
ハイリングⅢ工法は、特殊な補強金物(ハイリング)を標準化。鉄骨加工製作の合理化を図り、コスト削減・工期短縮を目的として開発されました。
鉄骨ばり貫通孔補強工法「ハイリングⅢ工法」。
ハイリングⅢ工法は、特殊な補強金物(ハイリング)を標準化。鉄骨加工製作の合理化を図り、コスト削減・工期短縮を目的として開発されました。
構造種別 | S造 | |
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適用可能はり種別ごとの補強タイプ | 大ばり:Rタイプ,Bタイプ,R+Sタイプ 小ばり・片持ばり:Sタイプ,Rタイプ,Bタイプ,R+Sタイプ |
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H形断面鉄骨 はり成(D) | 2400㎜以下 | |
はり材質 | 400N/㎟級、490N/㎟級、520N/㎟級、550N/㎟級、590N/㎟級 | |
塑性化領域への貫通孔 | 2箇所以下(ただし、2箇所の貫通孔径の合計は2/3D以下) | |
貫通孔径(d) | Φ100~600、孔径比:はり成の2/3以下 | |
はりウェブ幅厚比 | 95以下(ただし、塑性化領域に設置する場合はFA,FBのみ) | |
はり成とはりフランジ幅(B)の比 | D/B≦8 | |
ピッチ(P) | 孔中心間距離P≧1.5d(dは孔径の平均) | |
偏心量(e) | Rタイプ Bタイプ |
大ばりの塑性化領域:![]() ![]() それ以外: ![]() |
R+Sタイプ | 大ばりの塑性化領域:![]() ![]() それ以外: ![]() |
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Sタイプ | ![]() |
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はりを構成する構造部材との距離(G) (ガセットプレート等) 補強金物同士の距離(P') |
ハイリング・SPスティック端部から20㎜以上 | |
フランジスプライスプレートとSPスティックの距離(G') | 0㎜以上 |
設計用軸力の作用するはりの適用範囲はオプションをご参照ください。
構造種別 | SRC造 |
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H形断面鉄骨 はり成(D) | 1200㎜以下 |
適用可能はり種別ごとの補強タイプ | 大ばり・小ばり・片持ばり:Rタイプ・Bタイプ |
はり材質 | 400N/㎟級、490N/㎟級 |
塑性化領域への貫通孔 | 1箇所以下 |
貫通孔径(d) | Φ100~600 孔径比:0.7Dかつ0.4Drc以下(ただし、塑性化領域はd≦0.28Drc) |
鉄骨はりウェブ幅厚比 | 95以下 |
鉄骨はり成とRCはり成(Drc)の比 | D/Drc≧0.37 |
ピッチ(P) | 孔中心間距離P≧3.0d(dは孔径の平均) |
偏心量(e) |
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RC上下端部と貫通孔の縁あき(ed) | 180㎜以上 |
はりを構成する構造部材との距離(G) (ガセットプレート等) 補強金物同士の距離(P') |
ハイリング外径から20㎜以上 |
RC部分は別途検討が必要です。
設計用軸力が作用するはりには使用できません。
適用範囲参照
スリーブ図CADデータをお預かりし、適用可否を検討致します。
GINZA KABUKIZAにふさわしい、確かな信頼と安心をご提供する建築工法として、「ハイリングⅡ工法」が採用されました。
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