建築現場の常識を覆した画期的商品「ハイリング®Ⅱ工法」

「ハイリング工法」誕生の経緯

従来の配管経路では排水口から給排水設備まで迂回する経路が必要でしたが、ハイリング使用時の配管経路はずっと短くすることが出来ます。 配管経路の比較
(水周り位置と排水口の位置関係)

ビルなどを建設する際、フロアごとに設置するトイレ等の水周り施設に要する配管や空調設備のダクトの多くは床下に配置されます。配水管などは通常、床を支える何本ものはり(H形鋼)に沿って設置されますが、水周り施設の設置場所と建物外への排出場所の位置関係から、はりを通る配管は、建物内でかなりの距離を迂回する経路を強いられる場合がほとんどでした。その理由は、はりを空ける配管のための孔の位置が、強度の問題から柱から離れた場所に限られていたためでした。

短納期とコスト削減を可能にした「ハイリング工法」

従来の添板やスリーブ管を用いた補強法に比べ、圧倒的に作業負担が軽減。
性能確認実験の様子

2003年10月に販売開始した「ハイリング工法」は、はりに孔を空けた後に施す補強方法を独自の技術によって開発した商品です。

従来は、地震の際に最も強いエネルギーがかかると予想される柱に近い「はり端部」に孔を空けるという考えは全く無かったため、必然的に孔の位置は柱から離れた位置にありました。しかし、独自の研究により「ハイリング」を用いることで、柱に近い「はり端部」に孔を空けることも可能となりました。これにより、空調ダクト・配水管などの設置経路が格段に短くなり、建築に要する時間とコストの大幅な削減を実現しました。

軽量化とともに施工性が大幅に向上した「ハイリングⅡ工法」

2008年12月、「ハイリング工法」は一層の補強効率向上と軽量化を実現し、「ハイリングⅡ工法」として生まれ変わりました。「ハイリングⅡ工法」は、はりの断面欠損を少なくするために形状を見直し、ウェブ(H形鋼の腹板状部分)に空ける下孔径を小さくしました。また、ウェブとの溶接量を減少させる工夫として、耐力に見合った適切な溶接量で施工できるように、ハイリングの外周に溶接の目安となる段差を設けています。これにより、従来品と比較して溶接量が30%以上も低減しました。

ここの段差がポイント!
段差を溶接の目安とすることで溶接量を低減。

「ハイリングⅡ工法」のカタログ、詳細ページ

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