センクシアが選ばれるわけ
センクシアは1960年代からフリーアクセスフロアの商品開発を行ってきたリーディングカンパニーです。しかし、センクシアをお選びいただく理由はそれだけではありません。ここではその理由をご紹介します。
フリーアクセスフロアは、基礎となる床にもう一枚床を増設して、二重構造の間に配線や配管を施す技術です。当社はフリーアクセスフロアの国内パイオニアとして、1960年代から商品開発に取り組んできました。
当社ではさまざまなフリーアクセスフロアを取り扱っています。オフィスの煩雑な配線を床下に収納して美しい見た目を保つ「OAフロア」、データセンターやコンピューター室など、通常のオフィスよりも多数の通信線を安全に収納する「データセンター用フロア」などがあります。特に「データセンター用フロア」は、二重構造の床下を空調ダクトの代わりにすることで、機器のヒートアップを防ぎます。
現在、新設されるオフィスのほぼ100%でフリーアクセスフロアが採用されています。そして、1990年以前に建築されたフリーアクセスフロア未採用建物への施工需要も高まっています。当社はリーディングカンパニーとしての実績とノウハウを材質や機能の向上へ具現化し、お客さまの多様なニーズに沿ったフリーアクセスフロアを提供しています。
当社商品の特長の1つが、豊富なラインアップです。商品の材質は大きく分けて4種類。そして、それぞれにさまざまな加工を施しています。また、高い機能性を備えたオリジナル商品も開発。半導体や液晶などの産業分野に欠かせない「クリーンルームフロア」や、パネル・機器の固定によって地震対策を強化する「耐震システム」などの商品もご用意しています。
また、床面を免震構造にすることで、地震の揺れを軽減する「免震床システム」も取り扱っています。
当社の商品はJISおよびフリーアクセスフロア工業会の性能にも準拠。お客さまのニーズに沿った商品をご提供することはもちろん、ご予算に合わせた材質のご提案も可能です。
ここ数年ご好評いただいているのが、空調システムを搭載したフリーアクセスフロアです。専用の空調用の穴の開いたパネルとカーペットから風を通して室内温度を調整する「床空調」という新しい概念を実用化しました。
この発想は、サーバーなどの機器の冷却を目的に、コンピュータールーム用のフロアに穴を開けたことからスタートしました。この技術を生かし、OAフロアを利用した空調を開発したのです。
床から空調を効かせることによって、エアコンの風が直接体に当たって不快な思いをすることがありませんので、図書館やクリエイティブスペースなど、集中力が求められる場所に最適です。
また、エアコンは室内空間全体の空気をかきまぜて全体を冷やすため、かなりのエネルギーが必要になります。しかし、「床空調」は下方空間のみを効率的に冷やすため、空調にかかる電力コストの削減にもつながります。
フリーアクセスフロアのパイオニアである当社は、これまで多くのお客さまにフリーアクセスフロアを提供してまいりました。この数々の導入実績とともに培ったノウハウ、お客さまとのお付き合いを通じて得られた細かなニーズを蓄積し、新しい商品開発や滞りない案件進行のために還元しています。
まずは、ご要望をしっかりとヒアリングし、設計から使用する材質選びまで丁寧に進行いたします。お客さまのニーズを的確に満たすために、独自の提案をさせていただくこともあります。
大型案件に限らず、1枚の導入からしっかりと対応させていただきます。「床に関することなら何でも安心して相談できる」と、お客さまに感じていただけることが、当社の目標です。
商品のご質問やお見積もりのご相談はこちらからお問い合わせください