高いせん断耐力を保有する
角形鋼管用露出柱脚

「シアコッターハイベース工法(柱脚タイプ)」は基礎コンクリートに埋め込まれたシアコッターにより「ハイベースNEO工法」よりも高いせん断耐力を発揮することが可能となりました。
高いせん断力が発生する柱脚部に適した商品です。

主に使用されている建物・設備

  • オフィス
  • 官公庁
  • 学校
  • 商業施設
  • 工場
  • 倉庫・物流施設

目的・効果

  • 省力化
  • 省人化
  • 高い耐震性能

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商品特長

  1. point-1シアコッター付きベースプレートを採用

    シアコッターを基礎コンクリートに埋め込むことで高いせん断耐力を発揮します。
    ベースプレートにエア抜き孔を設けることで、モルタル充填性を高めています。(注入実験により効果を検証済み)
    ※コンクリートに楔のように埋め込まれた鉄骨部材

    シアコッター付きベースプレートを採用
    シアコッター付きベースプレートを採用
  2. point-2独自の施工方法を確立

    独自の施工方法により基礎柱形を箱抜きすることで、シアコッターを効率よく埋め込むことが可能です。

    独自の施工方法を確立
  3. point-3(一財)日本建築センター評定および国土交通大臣認定を取得

    性能については実大実験で確認し、工法は(一財)日本建築センターの評定、材料は国土交通大臣認定を取得しています。

構成・規格

構成

構成

規格

構成部品 ベースプレート アンカーボルト
※1
ナット
※1
座金
※1
定着板
項目 規格 TMCP鋼
※2
大臣認定取得材
(HAB)※3
JIS B 1181
(六角ナット)
JIS G 3106 JIS G 3101
ねじの種類 - メートル並目 メートル並目 - -
備考 SN490相当 降伏比0.7以下 強度区分5
(二重ナット用)
強度区分8
(一重ナット用)
SM490A SS400

※1 国土交通大臣認定[MBLT-0042~0046]

※2 建築基準法第37条第二号に基づく国土交通大臣認定を取得した材料を使用

※3 高強度アンカーボルト

寸法

ベースプレートの寸法とラス止め枠の組合せ

4本タイプ

4本タイプ

8本タイプ

8本タイプ

側面

側面

型式表示例

型式表示例
寸法表

ラス止め枠の寸法

ラス止め枠の寸法
ラス止め枠の寸法

アンカーボルト部品の寸法と構成

アンカーボルト部品の寸法と構成
アンカーボルト部品の寸法と構成

※1 tbはベースプレート板厚を示します。

※2 a寸法は設置誤差を考慮した設計時の最小寸法です。施工時はねじが最低3山ナットの外に出るように余長を確保してください。

定着板

定着板
定着板

ベースプレートのアンカーボルト孔径

ベースプレートのアンカーボルト孔径

検討フロー

1

ハイベースNEOで設計し、せん断NG

2

スラブ埋め込み等による対処を検討

3

センクシアに問合せ

4

回転バネ、終局時NーM関係を一貫構造ソフトに入力し一貫構造計算※1

5

センクシアに柱脚応力データを送付

6

センクシアから検討結果を提出

※1 DS値を割増して一貫構造計算してください。

施工手順

1.アンカーボルトの設置

1-1

アンカーボルト部品間配り

1-1.アンカーボルト部品
1-2

架台の取り付け

1-2.架台の取り付け
1-3

アンカーボルトの組み立て

1-3.アンカーボルトの組み立て
1-4

形板の取り付け

1-4.形板の取り付け
1-5

アンカーボルトの芯出し

1-5.アンカーボルトの芯出し
1-6

設置完了

1-6.設置完了

2~6.配筋からモルタル注入完了まで

2

配筋

2.配筋
3

ラス止め枠設置

3.ラス止め枠設置
4

基礎コンクリート打設完了

4.基礎コンクリート打設完了
5

上部形板、ラス止め枠を撤去、中心塗部分モルタル作成

5.上部形板、ラス止め枠を撤去し、中心塗部分モルタル作成
6

アンカーボルト締付

6.アンカーボルト締付
7

モルタル注入完了

7.モルタル注入完了
注意
注意

上記は標準的な施工例です。
現場の状況等により、上記以外の施工方法となる場合があります。

評定書

日本建築センター評定書(写)

(一財)日本建築センター
評定書(写)

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