短工期・低コストの
柱脚補強工法

スマートクロノス工法は、従来の耐震補強に替わる無溶接・短工期の
ブレース接合部工法です。

目的・効果

  • 無溶接
  • 工期短縮
  • 設計省略化

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現地調査から耐震診断、補強工事まで、一貫してサポートいたします

センクシアでは、現地調査、耐震診断、耐震補強設計と耐震補強工事に至るまで、一貫したサポートを提供しています。これまでに培った技術やノウハウを駆使して、工場や倉庫の稼働を継続しながらの安全・安心な耐震補強をご提案いたします。

概要

スマートクロノス工法

スマートクロノス工法は、現場での「無溶接」「施工効率の向上」をコンセプトに開発した、
無溶接接合工法です。引張ブレースのみに対応し、専用のSC金物とボルトでブレース材の設置が可能です。

SC金物単体使用の場合

SC金物単体使用の場合

SC表金物

SC表金物

SC裏金物

SC裏金物

SC金物はH形断面材の弱軸側に取付きます。

特長

  1. point-1無溶接化により火災リスクを低減
    • 専用のSC金物とボルトでブレース材を設置する無溶接接合工法で火気を使用しないため、火災リスクを大幅に低減できます。
  2. point-2工期短縮・トータルコスト削減
    • 無溶接工法のため、施工場所の火気養生作業が不要で工期を短縮できます。
    • 無溶接による工期短縮により、トータルコストを抑えられます。
  3. point-3設計省力化
    • 当社独自の接合方法(無溶接工法)を用いるため、柱とブレースの接合部の設計の手間がかかりません。
  4. point-4(一財)日本建築センターの審査証明を取得
    • 本技術を用いた接合部耐力評価については、構造実験を行い、(一財)日本建築センターより建設技術審査証明を取得しています。(BCJ-審査証明-275)
      尚、本証明範囲は柱とブレース接合部の耐力評価のみとなります。
      補強方法については審査証明外となるケースもあります。

従来工法との比較

項目 スマートクロノス工法 在来工法
現場溶接作業 なし あり  (リブ・スチフナ)
孔開け加工 ウェブのみ(※) なし
養生範囲 小さい 大きい
接合面処理 なし あり  (グラインダー処理)

スマートクロノス工法は、ブレース材に対し必要な接合部耐力を確保している工法です。
接合部の剛性は在来工法とは異なります。

※新設梁設置時は梁下フランジに孔開けが必要

適用範囲

構造種別/用途/既存材 鉄骨造/耐震補強/H形断面材(溶接組立H形鋼も可)
既存材サイズ/材質 H形断面材せい:250~612mm/400N級 、   ウェブ厚:6~21mm
ブレース降伏耐力/角度    (引張ブレースのみ) 635kN以下(400N級2L-75×75×9程度)/30~60°
SC金物材質 SN490B
ボルト 高力ボルト(S10T)/六角ボルト(強度区分10.9)
  • SC金物は、H形断面材とブレース材を無溶接で接合する金物です。
  • 詳細検討及び、SC金物の選定はセンクシアにて行います。
  • ブレース材(ガセットプレート含む)の断面検討及びブレースを用いた建築物の耐震補強設計は耐震補強設計者の検討範囲となります。

※センクシアでは実施致しません。

建設技術審査証明

本技術を用いた接合部耐力評価については、構造実験を行い、(一財)日本建築センターより建設技術審査証明を取得しています。(BCJ-審査証明-275)

(一社)公共建築協会評価書 WSB500N
BCJ-審査証明-275
(一社)公共建築協会評価書 WSB500N
SC金物単体使用の場合

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