日立機材、耐力と施工性を向上させた鉄骨ばり貫通孔補強工法「ハイリングⅢ工法」を新発売

(2015年05月20日)

日立機材株式会社(本社:東京都江東区、代表取締役社長:笠原伸泰)は2003年より鉄骨造のはり貫通孔補強材「ハイリング工法」を販売し、その後、2009年に軽量化と溶接量低減を実現した「ハイリングⅡ工法」にバージョンアップしました。以来現在まで、お客様より貫通孔設置位置の自由度向上、工期短縮、コスト低減などの評価をいただき、数多くの物件で採用をいただいております。
このたび、補強効果・施工性をさらに向上させた「ハイリングⅢ工法」を開発し、発売することとしましたので、下記のとおりお知らせいたします。

1.新商品の特長

(1)補強金物を追加

新たな補強金物「SPスティック(鍛鋼品)」を開発しました。
これにより、ハイリングとSPスティックを用いて3種類の方法で貫通孔を補強します。

補強例

  • Rタイプ(基本パターン) → ハイリングのみで補強(従来どおり)
  • Sタイプ(応力が小さい場合) → SPスティックのみで補強
  • R+Sタイプ(応力が大きい場合) → ハイリングとSPスティックを組み合わせて補強
補強金物(ハイリングⅡ)
補強金物(ハイリングⅡ)

(2)曲げ耐力の向上

SPスティックを貫通孔の上下に取り付けることで、補強耐力(曲げ耐力)が向上しました。 これにより、R+Sタイプは従来のBタイプ(ハイリングⅡ工法の高耐力型式)と比べて約35%の軽量化を実現しつつBタイプ同等の曲げ耐力を発揮します。

(3)溶接量の低減

SPスティックは、はりウェブに隅肉溶接にて取り付けることで、従来品よりも溶接量を低減しました。
例えば、従来品に比べφ150の場合は、Sタイプは約60%、R+Sタイプは約25%の溶接量を低減できます。

(4)1種類に集約

孔径ごとのハイリングを1種類とすることで、はりウェブに取り付けるための加工下孔径を統一し、施工性が向上しました。

(5)ラインアップを拡充

ご要望の多かったφ225,φ275用をラインアップに追加しました。

(6)軸力作用ばりへの適用

これまで適用できなかった、設計用軸力が作用するはりへの適用が可能となりました。 (S造用でRタイプのみ、別途軸力負担用の補強が必要です)

2.商品ラインナップ

対応孔径

対応孔径:φ100, 125, 150, 175, 200, 225, 250, 275, 300, 350, 400, 450, 500, 550, 600

  • Rタイプ(ハイリングのみ)  :φ100~600まで全15型式
  • Sタイプ(SPスティックのみ) :φ100~450まで全12型式
  • R+Sタイプ(ハイリングとSPスティックの組み合わせ) :φ100~450まで全12型式

3.適用可能なはり

S造およびSRC造用鉄骨ばり(SRC造はRタイプのみ適用可)

4.国土交通大臣認定および日本建築センター評定

国土交通大臣認定

  • ハイリング 認定番号 :MSTL-0233, 0234(2008年7月取得), MSTL-0466(2015年3月取得)
  • SPスティック 認定番号 :MSTL-0451(2014年9月取得)

(一財)日本建築センター評定

  • 設計および施工方法  評定番号:BCJ評定‐ST0095(2014年9月取得)

5.産業財産権

特許・意匠 出願中

6.価格(設計価格例、消費税別)

φ150用

150R 6,060円
150S 2,840円
150R+S 8,900円

φ450用

450R 40,160円
450S 24,940円
450R+S 65,100円

7.販売計画

2015年度 20億円
2016年度 25億円
2017年度 30億円

8.製造

9.販売開始時期

2015年5月20日

この件に関するお問い合わせ先

お客様

  • デバイス営業部 構造部材グループ
  • TEL
    03-3615-5432

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